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zoom RSS Photoshop Elements でイラストを描こう♪〜レイヤーの重ね方

<<   作成日時 : 2007/02/06 00:25   >>

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今回はレイヤーの重ね方について、三種類の描画モードをご紹介します。
初期設定の「通常」でレイヤーを重ねた場合、色やレイヤーの不透明度を下げない限り、あるレイヤー上の描画やシェイプは、重ね順が上のレイヤーに描かれたものによって重なる部分が隠れます。「画像を統合」でカットされる情報ですね。
様々な描画モードをレイヤーに指定する事で、この重なり方が変わってきます。「描画モード」より「合成モード」と云ったほうが理解し易いかと思いますが、下のレイヤーの色を「基本色」、モードを指定する上のレイヤーの色を「合成色」とすれば、「描画モード」とはこの二つの色を、どのように合成するかの計算式みたいなもの。その答えが「どのように見えるか」、つまり「効果」となって表れるわけです。
・・・とまぁ、ここまでは何とかついていけるのだが。重ね方の理屈(計算式)を何度読んだところで、ぶっちゃけ想像がつきません。少なくとも私はダメ。(^^ゞ
実際何度も効果を試してみながら、感覚で掴むしかないと思います。とりあえず個々の例に即して見ていきましょう。

画像←人物の背景に散らした葉っぱ。
ブラシツールの「初期設定のブラシ」→「葉(散乱)」で描いたものに、レイヤースタイルの「ドロップシャドウ(低)」で影をつけました。
(散乱)とつくブラシでは、模様がアトランダムに出ます。つまりクリックした位置でなく、思わぬところに大きさや向き(ブラシによっては色も)の異なる模様(この場合は葉っぱ)が描かれる。ドラッグなんかすると、大量にバババーッと出てビックリします。(笑)
気に入らなければアンドゥ(元に戻す)でやり直しながら描くか、最後に不要なものを「消しゴムツール」で削除するしかありません。
このレイヤーは「通常」で重ねましたが、一番上のレイヤーを「塗りつぶしレイヤー」にし、円形のグラデーションを「オーバーレイ」で重ねた結果、こういう効果が出ました。この「塗りつぶしレイヤー」については、人物のところで詳しく触れます。

画像


↑これはテキストを、透明かつ立体的に作ったもの。
レイヤーの重ね方にどう関係があるかと云うと、「乗算」で透明にしているんですね。この「乗算」は文字通り、色と色を掛け合わせる描画モード。結果として色が濃くなる→暗い色になる→明る過ぎる色の補正に便利、という事らしいですが。
そもそも「色を掛ける」という概念自体が手に負えない(苦笑)。どうもRGBカラー(gif画像はインデックスカラー)に振られている数字が関係しているようなのだが、大部分のPhotoshop ユーザーはいちいちそんな計算などしないでしょう。効果さえわかれば描画はできるんである。で、「乗算」には「基本色と合成色がまったく別の色を掛け合わせると、その合成により透けて見える」効果もあります。上記テキストはこれを利用したわけですね。
まず「テキストツール」で文字を描きます。描画色は白、フォントは例によって「OldEnglish Text MT」、大きさは画像のサイズやイラストとのバランスを見て。
次に丸みを帯びた立体感や浮き上がった感じを出すため、三種類の「レイヤースタイル」を使いました。「バベル」の「シンプル(内側)」、「シャドウ(内側)」、「ドロップシャドウ」のそれぞれ「低」をレイヤースタイルパレットから適用、その後レイヤーパレットの描画モードを、プルダウンメニューから「乗算」にします。そしてレイヤーの不透明度を、適当なパーセンテージまで下げると、上記イラストのような効果が得られます。どこまで不透明度を下げるかは、イラスト全体のバランスを見ながら調節して下さい。
これはPhotoshop 用のマニュアル本に出ていた、「透き通ったガラスのような文字を作成」というテクニックなんですが、残念ながらElements には「バベル」の包括光源の高度や、レイヤーの「塗り」の不透明度を変える機能がないため、ガラスというより「透き通ったプラスティック」みたいになってしまいました(苦笑)。「塗り」の不透明度を変えられれば、文字の色だけ透き通るらしいんだけど。レイヤーそのものの不透明度を下げると、「シャドウ(内側)」や「ドロップシャドウ」でつけた影まで薄くなるんですね。(^^ゞ
輝く光にはブラシツールの「星のきらめき(小)」を使用。テキストとは別のレイヤーに描き、内側から輝いているようにしたかったので、その後重ね順をテキストの下にしました。順番はレイヤーパレットで、ドラッグにより変えられます。

画像←同じ人物の使用前・使用後。(笑)
上が色塗りを終えただけのもの。下はシェイプツールで羽根等を描いた後、最後に塗りつぶしレイヤーを「オーバーレイ」で重ねたものです。緑のトーンが右下から左上の対角線上に、少しずつ濃くなっていますが、わかるでしょうか?これは「描画色」→「透明」に変わっていく円形のグラデーションを、逆方向へかけているためです。

画像「塗りつぶしレイヤー」は画像全体を、色やグラデーションで塗りつぶすために使われるレイヤーです。最も単純な例で云えば、全体をもっと暗いトーンにしたい場合、或いはある描画色で全体のトーンを統一したいときなど、この「塗りつぶしレイヤー」を作成して、不透明度を適当な値に落とせばいいわけです。
ではイラストの例について、どのように作成したかご紹介しましょう。まず「描画色」を「ピーグリーン」に変更、メニューバーの「レイヤー」から、「新規塗りつぶしレイヤー」→「グラデーション」と選び、「新規レイヤー」のダイアログボックスを表示させます。グラデーションの種類は三角ボタンをクリックするとサムネイル表示の一覧が出るので、その中から使いたいものを指定しましょう。ここでは「描画色」→「透明」を選びました。
描画モードの項目は「オーバーレイ」に、レイヤーの不透明度は84%(同じ値でも描画色の不透明度が違えば、得られる効果も異なるのでご注意)にしてあります。ちなみに「オーバーレイ」とは、下のレイヤーに描かれた色の範囲内で(つまり存在する色を基準として)、暗い範囲はより暗く、明るい範囲はより明るく合成して表示する描画モード。つやつや感などを出すのにいいらしいんですが、塗りつぶしレイヤーと「オーバーレイ」の組み合わせは、「銀河と星を作ってみた♪」の画像でも、宇宙に広がる星雲を描くのに使っています。よければご参照下さい。
さて以上を指定したら、「OK」ボタンをクリックして閉じます。すると新たに「グラデーションで塗りつぶし」のダイアログボックスが出るので、初期設定は「線形」となっている「スタイル」の項目を、プルダウンメニューから「円形」に変更。これは画像の中心を円形に、グラデーションで塗りつぶすスタイルです。
ただイラストの中心というと、描く側にとって(例外はあるが)見る人の視線をもっとも集めたい部分なんですね。全体が暗いトーンなら、明るい色で塗りつぶす事によってその効果を得られるでしょうが、このイラストは背景が白、つまりどんな色でグラデーションをつけても、中心部分がまわりより暗くなってしまいます。
これを避けるため、「逆方向」の項目にチェックを入れました。中心の円形部分にある色はそのまま、まわりにグラデーションの塗りつぶしをかけたわけです。

最後に「ハードライト」の描画モード、これは「Photoshop Elements でイラストを描こう♪〜シェイプツール」でご紹介した、サークレットの真珠とダイヤ型のサファイヤのシェイプレイヤーに使いました。合成色(上に重ねるレイヤーの色)が50%グレーより明るいときは「オーバーレイ」で、暗いときは「乗算」で重ねる描画モードだそうです。オーバーレイや乗算を理解するのもアップアップなのに、こんな説明をされたってワケがわからなくなる一方ですね。(苦笑)
描画に際してここは何か物足りない、面白い効果を加えたいと感じたら、とりあえずレイヤーの重ね方をいじってみましょう。試行錯誤を繰り返す中で、こういうときはこの描画モードを使えばいい効果が得られる、という自分なりのスキルができてきます。Photoshop Elemnts は確かにとっつきにくいソフトですが、慣れてくれば大丈夫。イメージ通りのイラストを目指し、様々なテクニックに挑戦してみて下さい。表現の自由度が増せば、そのぶん描くのも楽しくなってくると思います。

→「Photoshop Elements でイラストを描こう♪〜色塗りのテクニック
→「Photoshop Elements でイラストを描こう♪〜シェイプツール

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