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zoom RSS バラの黒星病、今が予防の時期です

<<   作成日時 : 2007/05/17 01:24   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 4

バラは花の美しさ、香りともに、世界中で最も愛されている花木ですが、病気やあらゆる害虫に好かれる事も天下一品。う〜ん、ありがたくないですなー。(-_-)
ちょっと世話をサボると、すぐみすぼらしい姿になっちゃいます。
春先は虫も活発に活動しておらず、空気が乾燥しているため、新芽が動き出したとき肥料をあげておけば、後は水の管理だけで立派に育ってくれるのですが。。。
うちのバラは大きく枝を伸ばし、瑞々しい若葉に覆われて、蕾がふっくらと膨らみ始めたところ。もっと南の暖かな土地では、すでに咲き出したかも知れませんね。
そろそろ病気の予防と、害虫対策が必要な時期になってきました。

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オールドローズのラ・レーヌ・ヴィクトリア、小輪のつるバラで爽やかなダマスク香。
去年撮ったものです。今年は他のどの株より生育が遅く、何とか若芽を伸ばし始めたところ。
一時は枯れたかと心配しましたが、どうやら土の浅い場所に植えて根が張り過ぎたため、
肥料やけを起こしたらしい。肥料っけのない土に入れ替えたら元気になりました♪

バラの代表的な病気といえば、まず「黒星病」ですね。
葉っぱに黒い斑点ができ、黄色くなった後に落葉してしまいます。
バラを育てた経験がある人ならわかると思いますが、よほど世話が行き届いていない限り、必ずと云っていいくらい出る病気じゃないでしょうか。
黒星病にかかった株は、放っておくと次々に落葉して光合成による栄養が不足するため、株そのものが弱ってしまいます。雨が多いとよく出るので、梅雨の始まる一ヶ月〜一ヶ月半くらい前から、10日〜二週間に一度、殺菌剤を散布するようにしましょう。うどんこ病にも効く「サプロール乳剤」を使えば手間が省けます。

その「うどんこ病」は葉や若枝、蕾が白い粉をふいたようになる病気で、バラ以外にもフロックスやサルスベリがかかり易い。
原因となる菌はかびの一種、当然湿気が好きです。なので黒星病と同じ時期、同じくらいの頻度で殺菌しましょう。フロックスも旺盛に成長する時期なので、一緒に散布しておくといいですね。すでに下っ葉のほうから出始めている場合は、その部分を取り除いて殺菌したほうが効果的。サプロールは症状が出てからでも効きますが、予防に勝るものはありません。

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オールドローズのマダム・イザーク・ペレール。大輪のつるバラで生育旺盛、濃厚なダマスク香。
これも今年はまだ咲いていません。雨上がりに撮影。支柱に括りつけているビニール紐が
興醒めですが(苦笑)、つるバラの誘引の参考として載せました。
シュートを水平、つまり新芽を上向きにしてあげると花つきがよくなります。

殺菌剤はホームセンターや園芸店などで手に入ります。
「黒星病」では他に、マンネブダイセン、ジマンダイセン、トップジンMが、「うどんこ病」にはベンレート、トップジンMなどが有効だそうです。適用植物やどんな病気に効くかは外箱に表示してあるので、それを参考に購入なさって下さい。
なお殺菌剤とともに、「展着剤」も一瓶手に入れておくといいでしょう。これは散布した薬剤の付着をよくするもので、雨が降って葉っぱの表面から流れたりするのを防いでくれます。つまり薬剤の無駄がない→よりよく効く、というわけですね。

バラの病気といえばもう一つ、「灰色かび病」があります。
花弁に灰白色や褐色の病斑ができ、ひどくなると腐ってしまう病気で、長雨の後によく、茶色く腐りかけているのを見かけます。窒素肥料(油かすなど)のやり過ぎなどでも出るそうなので気をつけましょう。窒素は葉を茂らせるのに効果的ですが、栄養がそちらにばかり使われて花つきを悪くする場合もあります。
なお店頭で売られている窒素肥料は、花つきをよくするリンサンをすでに混合してあるものがほとんどです。表示をよく確かめてご使用下さい。
「灰色かび病」にはスミレックスや、ベンレートなどの薬剤が効きます。

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オールドローズのスベニール・ドゥラ・マルメゾン。大輪の立木性、涼やかで上品な香り。
ナポレオンの皇后ジョゼフィーヌが、マルメゾン庭園に植えたというバラの一種です。
名前も「マルメゾンの思い出」。絹のような手触りの花びらは大変薄く、
数も多いので(写真の花は株が弱っているために小さい)、雨に打たると茶色く変色して腐り易い。
うちは満開の時期が梅雨と重なるので、きれいなまま咲いていた例がありません。(T_T)

殺菌剤は用法に書いてある濃度に、水で薄めて使用します。家庭園芸用のものなら浸透性(液体)の害虫駆除剤などと混合しても大丈夫らしいんですが、注意を要する薬剤もあるとの事なので、購入の際園芸店などで確かめるとよいでしょう。
散布に必要な器具、つまり噴霧器ですが、うちでは使い終わったマイペットなど、吹きつけタイプの容器をきれいに洗ってから代用しています。万一混じっても心配ないかと云われれば、素人なので保証はできませんよ?(苦笑)
うちはバラだけで鉢植えが30鉢以上、庭に二十数株を育てているので、500mlのボトルだと、一度の散布で三回カラになってしまいます。握力もガタガタ。(^^ゞ
注意としては、風の強い日に散布しないこと。最小限ゴム手袋だけははめる。家庭園芸用の農薬は散布した霧を多少吸い込んだり、皮膚に液がかかったりしても心配要らないように作られていますが・・・薬剤によってはかぶれを起こす人もあるそうです。私は多寡をくくって風の強い日に散布し、霧を吸い込んでひどくむせた事がある。ちょっと頭がクラクラしました。比較的安全といっても、農薬は農薬。甘く見ちゃいけません。できればマスクもしたほうが安心です。
後は展開したばかりの、柔らかな葉にかけないこと。農薬焼けで縮れてしまう危険があります。次の散布の機会にして下さい。

バラにつく害虫とその駆除方法については別の記事で、近いうちに書くつもりです。よろしければまたご参照下さい。m(__)m
なお殺菌剤の種類など、自分が使った事のないものについては、主婦の友社刊、上住泰著、「NEW My Green 病気と害虫退治」という本を参考にしました。

関連記事
「きれいなバラには虫がつく・駆除のヒント」
「カイガラムシは憎い奴・生態と対策」

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
適切な時期に適切なアドバイス、どうもありがとうございます。我が家のバラもちょうどつぼみが見え始めた頃。
早速、ホームセンターに行って物色してみますね。
よしこ
2007/05/17 16:02
いえいえ、お役に立てたら嬉しいです。m(__)m
きちんと散布しても完全な予防は難しく、梅雨になると多少下っ葉が落ちるかも知れません。葉っぱの混み合った部分や、花芽のついていない枝を剪定し、風通しをよくしてあげるのも効果的です。
頑張ってきれいな花を咲かせて下さいね♪
まもる
2007/05/17 21:32
バラの初心者です。情報ありがとう存じます。仰せの通り、農薬は人体環境ともに害があるので、できればニンニクとかお酢とか、石油化学で合成したものではないものを教えていただけたら、幸いです。よろしくお願いいたします。
まぼ
2007/05/20 17:33
そうですねえ。私が知っているものと云えば、木酢液や竹酢液ぐらいですが。。。農薬ほどの効果は望めないけど、株を丈夫にする事で病気が出ないようにしてくれるみたいです。
牛乳を散布すると油膜ができるのでいいと聞き、やってみた事もあるんですが、あまり効果はありませんでした。(^^ゞ
バラの病気は湿気によるものがほとんどなので、上記コメントのように混み合った枝をすかすとか、鉢植えなら雨にできるだけ当てないようにする、風通しのよいところに置くなど、病気の出にくい環境にしてあげるのも対策の一つですね。水遣りのときも葉っぱを濡らさないよう、株元にだけかけるといいでしょう。
元気な株に育てるには、肥料も必要ですが、できるだけ長く日光に当てる事が一番だと思います。
まもる
2007/05/20 22:16

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