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zoom RSS Photoshop CS3でイラストを描こう♪〜塗りつぶしツールで全体を彩色する

<<   作成日時 : 2009/04/22 16:41   >>

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Adobe Photoshop CS3を使って、人物イラストの色塗りの方法をご紹介するシリーズの二回目です。
前回は手書きの線画をスキャナで取り込み、色塗りの前に、毛羽立ちした部分を消しゴムツールできれいにしておくところまで説明しました。
背景となるこの線画に塗りつぶしツールで全体を彩色し、そこにレイヤーを重ねて影やハイライトをつけていくわけですが、彩色の方法は他にも色々あるかと思います。たとえば線画には直接彩色せず、作成したレイヤー上に「ブラシツール」で塗って、線からはみ出した部分を「消しゴムツール」できれいにする方法です。
どちらを選ぶかは最終的にその人の好みというか、どんな雰囲気のイラストにしたいかによると思いますが、それぞれに一長一短があるので、その違いに言及しながら説明を進めていきましょう。

こちらが「Photoshop CS3でイラストを描こう♪〜スキャナで線画を取り込む」で例示した線画に、塗りつぶしツールを使って全体を彩色したもの。↓
画像

この上に何段階も色を重ねていくので、最初は薄めに塗ってあります。ドレスだけ二色塗り、確か「ピーグリーン(明)」と「イエローグリーン」だったと思う。作業数が多くて煩雑なので、メモをとらずにいたら忘れてしまいました。m(__)m

前回の記事でも触れましたが、「塗りつぶしツール」は線で囲まれた部分を一気に彩色するツール、それなのに例示した線画には線の閉じていない部分がありました。広がった髪の上のほうや額の生え際のあたりです。
髪の毛は色塗りを終えた後、人物イラストを他の画像に合成する際、消しゴムツールや指先ツールでぼかして、背景の水面に溶け込むような効果を出したかったからです。生え際は黒い線で閉じたらおかしいし。(^^ゞ
方法はいたって簡単、アニメでいうところの「色トレス」と同じテクを使います。つまり描画色に肌や髪の毛と同じ色を指定し、「鉛筆ツール」もしくは「ブラシツール」で線画の切れている部分をつなぐわけですね。そうやって線を閉じると↓
画像

このように、隣の別の色を使いたい領域まで影響することなく、きれいに塗り分けることができます。ただし多少塗りつぶす色と違っても、あまり不透明度を落とさないで下さい。色の違いは全体から見ればほとんど目立ちませんが、Photoshopが線と認識せずうまくいかない場合もあります。

さてそれでは、塗りつぶしツールで線画を彩色していきましょう。
まずツールボックスから、「塗りつぶしツール」を選択します。(CS3の初期設定で、塗りつぶしツールのアイコンがツールボックスに表示されていない場合は、「グラデーションツール」と一緒に格納されているので、そのアイコンを長押しすると表示されるメニューから選択して下さい)
次にカラーパレットの「スウォッチ」タブ、あるいは「カラー」タブから色を選び、描画色を指定します。好みの色をどうやって見つけるかは、申し訳ありませんがスペースの都合上次回の記事にて。(^^ゞ
意図的に厚塗りしたいのでない限り、このままだと初回の色塗りとしては色が濃すぎるので、オプションバーの「不透明度」の隣にある▽をクリックし、表示されるスライダを動かしてパーセントを落としましょう。私は色によって28%〜62%の間で調節しています。
それが済んだら、指定した色で塗りつぶしたい領域にマウスポインタ(作業するファイル上では塗りつぶしツールのアイコンに変わります)を置き、任意のポイントでクリックすればOKです。この作業を描画色、不透明度などを変えながら、全体を塗り終えるまで繰り返していきます。

ここでひとつご注意。「塗りつぶしツール」には、@線からはみ出さず、広い範囲もワンクリックで塗れるA色にムラがない、という長所がある一方、ごく狭い範囲を塗り残すという欠点もあります。
画像←たとえばこちら、グリーンのリボンがそうですね。色が薄いのでよく見ないとわかりませんが、服にかかった髪の毛のごく細いところなども塗り残しています。
これは残った部分だけ、小さいサイズのブラシツールで塗れば済むことなんですが、どうしてもつぎはぎのような不自然な色ムラができてしまうため、ごく狭い部分で目立たないからと放っておくのがイヤなら、「指先ツール」でなじませるなどもう1段階作業をしなければなりません。
また例示した画像の髪の毛のように、細かく線を書き込んだ場合は、線で囲まれる部分がたくさんできてしまうので、これでもかというくらい塗りつぶしを繰り返すハメになります(笑)。その点レイヤー上で全体の色塗りをすれば、こうした問題は起こらないし、色ムラも自然なタッチと見えるように活かせるなら気にならないでしょう。私が塗りつぶしツールを使うのは、この技術に自信がないのと、はみ出した部分を消しゴムツールで消した場合、どんなにきれいにしたつもりでも、後から消し残しを発見するという失敗がよくあるからです。
もうひとつ、マウスポインタより小さい範囲はうまく塗りつぶせないため、その場合は「ビュー」→「ズームイン」で、ポインタがちゃんと置けるようになるまで拡大して作業しましょう。私は大抵200%に拡大しています。ただ他の部分が見えなくなるので、塗り残しがないか、全体のバランスはどうか、たまに「ズームアウト」でチェックしながら行うと大きな失敗をせずに済みます。
失敗した作業は「編集」→「1段階戻る」で取り消せるんですが、やり直せる回数が決まっていて、何十回も前の作業だと、気づいたときは手遅れになったりするのでお気をつけ下さい。m(__)m

以上で今回は終わりです。一旦作業を終える場合は、「ファイル」→「別名で保存」で色塗りを終えたファイルを保存してからPhotoshopを閉じて下さい。

参考までに、例示した画像のカラーと不透明度を載せておきますね。

髪 パステルイエロー 32%
肌 パステルイエローオレンジ 38%
ドレス ピーグリーン(明) イエローグリーン 各48%
裏地 寒色系のブラウン(暗) たぶん同じくらい↑
縁とリボン グリーン(より暗い) 58%
ブラウスとスカート パステルブルー 28%

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