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zoom RSS Photoshop CS3でイラストを描こう♪〜ブラシツールで影をつける@

<<   作成日時 : 2009/05/20 00:05   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

今回から二度にわたり、前回「塗りつぶしツール」で彩色したイラストに影をつけていきます。その前に「Photoshop CS3でイラストを描こう♪〜塗りつぶしツールで全体を彩色する」でお約束した、カラーの指定について。

私は描画色に指定する色を、大抵カラーパレットの「スウォッチ」タブから選んでいます。ただし初期設定のままだと色数が限られている(パレットメニューから別のスウォッチセットに変更可)ので、豊富に色を使いたい、あるいは同系色で微妙な色合いの違いを出したい、という場合は、まず「カラー」タブを表示させ、「描画色」のアイコンをクリックした後、RGBそれぞれのスライダを動かして好みの色を探すとよいでしょう。またツールボックスの描画色アイコンをクリックすると表示される「カラーピッカー」で、カラーフィールドから色を指定する方法もあります。
その際、見つけた色のRGB値を覚えておくか、「スウォッチに追加」ボタンで登録しておかないと、修正や塗り残しなどで再び使うとき、同じ色を指定することが難しくなりますからご注意下さい。

なおPhotoshopでは、基本的に「RGBカラー」を使います。
詳しい説明をすると長くなるので省きますが、とりあえず、赤(Red)緑(Green)青(Blue)の混色によって豊富な色を作り出すことと、モニタで色を再現するのに使われていることを知っていれば充分でしょう。色が豊富なぶん、プリンタのインクでは出せない色域もあるので、もしプリントが主たる目的であれば、カラーモードを「イメージ」→「モード」で「CMYKカラー」(インクで色を再現するときに使う原色)に変えてから色を塗ると、モニタで見た通りの印刷結果が得られる筈です。
また背景を透明にできる「gif画像」にしたいときは、「インデックスカラー」(256色のみ)を用います。それぞれの目的に合わせて使い分けるようにして下さい。

さてそれでは、影のつけ方について説明していきましょう。
こちらが全体を彩色したイラストに、1回目の影をつけたところ。↓

画像

まだ全然薄いですね。
レイヤーは不透明度を85%、「描画モード」を「乗算」にしてあります。
これだけだとわかりにくいので↓

画像画像

比較のために同じ部分を切り取り、前回彩色したものと並べてみました。
イラストの全体的な統一感が出るので、影に使う描画色は重ねると不自然な色を除いて同じ色を指定しています。「寒色系のブラウン(明)」が多いですね。

まず線画に色を塗った「背景」の上に、「レイヤー」→「新規レイヤー」で最初のレイヤーを作成します。アニメのセル画のように、透明なキャンバスを重ねると考えれば理解し易いかと思いますが、このためレイヤーには@消しゴムツールで消したり色を変えたりしても、背景や他のレイヤーに影響しないので修正が容易A描画モードやレイヤースタイルを適用することで多様な効果を得られる、等の特徴があります。
次に描画色を指定し、ツールボックスから「ブラシツール」を選びます。オプションバーにブラシツールのアイコンが表示されるので、その横にある▼をクリックしてブラシの種類を、数字の横の▼で大きさを指定して下さい。
例示したイラストでは「ブラシ(エアブラシ、50%)」を使っています。

この1枚目のレイヤーでは、「大きくて淡い影」をつけるので、ブラシは広い範囲を塗れるよう大きめのサイズ、ブラシの不透明度も40%台に落してあります。
初心者の方はよく「影のつけ方がわからない」と悩むことがあるんじゃないかと思いますが、イラストを見ればわかる通り、かく云う私もちゃんと描けているわけではありません。というより、かなりいいかげん?(^^ゞ
一応「物自体の凹凸による影」と「落ち影」、それに「ハイライト」の、少なくとも3種類の光と影を描くことによって、立体的な表現が何とか、雰囲気くらいは出せるかなーという程度です。
で、「大きくて淡い影」とは「物自体の凹凸による影」のつもり。(T_T)
ご存じの通り影は、物体に光が当たることによってできます。つまり光源が右にあれば左に、上にあれば下に落ちるわけですね。実際はもっと複雑な要素が絡んでくるのでそう単純にはいきませんが、影を描く場合、光源がどこにあるかを意識しておく必要があるということです。
次に「物自体の凹凸による影」ですが、顔が一番分かり易いと思うので

画像←この部分を使って説明していきますね。
ちなみに描画色は、寒色系だと顔が暗くなってしまうため、「暖色系のブラウン(薄い)」を指定しています。
顔で出っ張っているパーツといえば、額、鼻、唇、男性なら頬骨の高い人もいるでしょう。なのでその近辺、眉毛の下、鼻の脇、鼻の下、下唇の下などに影をつけます。顎の下や鎖骨のくぼみにもありますね。どれだけの大きさや角度でつけるかは、光源の位置や物の形により違ってくると思います。男女の別によっても、まろやかな曲線を出したいとか無骨でシャープにしたいとか色々あるだろうし、アニメチックなイラストにしたいか、写実的にしたいかでは、描き込んだりあえて省略したりというテクニックの違いが出てきます。
また影には「落ち影」、つまり「他の物体が落とす影」もあります。これについては次回、「Photoshop CS3でイラストを描こう♪〜ブラシツールで影をつけるA」の記事で説明しますが、このように一口に影と云っても、様々な要素を考えながら描いていかなければならないため、「自然な影をつける」のはなかなか容易なことではありません。実際に様々なシチュエーションを観察し、たくさん描いてみなければ身に付かないもので、理屈や想像だけでできることには限界があります。

てなわけで、私のイラストは限界だらけなのですな。(-。-)y-゜゜゜
まぁ趣味程度なら、多少なりとも理屈がわかれば違うだろう・・・ということで。この記事がイラストは描いてみたいが、どこからどう手をつければいいかわからない、という方の一助になれば幸いです。m(__)m

今回はレイヤーを作成したので、ここで一旦作業を終える場合は、拡張子psdのフォトショップ形式でファイルを保存します。レイヤーの情報を残したまま保存する形式で、ファイルはPhotoshopでしか開けません。jpegもしくはgif画像にするとレイヤー情報が破棄され、修正が効かなくなるため、容量は大きくなりますが、少なくともイラストを完成するまではこの形式で保存しておくとよいでしょう。
ちなみに例示したイラストの、完成時の容量は以下のとおり。
psd → 18.9MB  jpeg → 680KB

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→「Photoshop CS3でイラストを描こう♪〜スキャナで線画を取り込む
→「Photoshop CS3でイラストを描こう♪〜オーバーレイでハイライトをつける」

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