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zoom RSS Photoshop CS3でイラストを描こう♪〜ブラシツールで影をつけるA

<<   作成日時 : 2009/06/07 22:22   >>

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前回の「Photoshop CS3でイラストを描こう♪〜ブラシツールで影をつける@」では、「物自体の凹凸による影」についてお話ししました。引き続き今回は、もう一段階「濃い色で狭い範囲の影」をつけ、さらに「落ち影」、つまり「他の物体が対象に落とす影」について、ちょっとしたヒントをご紹介します。

私はイラストに、三段階の影をつけています。
「濃い色で狭い範囲の影」もやはり、「物自体の凹凸による影」として塗っているのですが、前回の「淡い色で広い範囲の影」とどう違うかについては、具体的な例をあげて後ほど説明したいと思います。ただし説明の便宜上、こちらの範疇に入れているだけで、実際影をつける際は厳密に区分していないため、どちらなのかよくわからない影がけっこうあるかも知れません。(笑)
なぜ二段階に分けて塗るのかと云えば、影により深みを出したいということが一つ、もう一つは色や濃さを変えることによって、対象の形をできるだけくっきりさせ、Web上で縮小表示してもわかるように見せたいからです。まあその〜、成功しているかどうかは別にしてもですね、そういう意図は持っていると。(^^ゞ

てなわけで、まずこちらが↓
画像

「淡い色で広い範囲の影」に、今回「濃い色で狭い範囲の影」を加えたイラスト。
レイヤーの不透明度は92%、描画モードを「通常」で重ねています。
不透明度や描画モードは大抵、塗った後であれこれと試してみて、頭の中で思い描くイメージに一番ぴったりくるものを選んでいます。
ただしごくたまにですが、全然予想していない、目の覚めるような効果が出ることがあって、そちらのほうがより感覚に訴えると思った場合は、イメージと違っても別にこだわりません。あっさり捨てる。(笑)
たとえばモードを「通常」にしても、不透明度を落とせば当然、下のレイヤーや背景の色が透けるので、アクティブな(作業中の)レイヤーに塗った色と重なる、つまり本来の色とは別の色になるわけですが(もちろん「混じる」のではありません)、同じ重なるのでも「乗算」の場合は、それよりずっと濃い、微妙に異なった色が出るし、下のレイヤーや背景にしっくりとなじむ感じがします。
まぁ「乗算」の厳密な意味を紹介してもね、大抵の人は一体何のことやら?と首をひねるだけで、イラストを描く際にあまり役立つとは思えないし、実際に経験した感覚で云ったほうがいいでしょう。

それでは二枚目のレイヤーと三枚目を比較しながら、二種類の影の違いやつけ方を説明していきます。
前回の影とも比較し易いよう、同じ部分を切り取って例示しました。↓

画像画像

左が二枚目のレイヤーに塗った「濃い色で狭い範囲の影」、右は三枚目のレイヤーで「落ち影」をつけたものです。画像の表示サイズが小さいし、けっこう微妙な違いなので、注意して見ないとやはりわかりにくいかも。。。(^^ゞ
まず左のイラストの、グリーンのチュニックの袖を見て下さい。
袖口より奥のほうが、暗い影になっていますね。これは奥に引っ込んでいるぶん、光が袖口よりも届きにくいからで、このように同じ「物自体の凹凸による影」でも、位置関係によってより光に近い部分には淡い影が、光から遠い部分には濃い影ができるわけです。実際にはほとんどの場合、その間にはっきりした境界などなく、スムーズに「淡い→濃い」と移行していく筈なので、「指先ツール」等を使って下のレイヤーの淡い影となじませるとよいでしょう。
それにはツールボックスから「指先ツール」を選び、まずオプションバーのブラシアイコンの横の▼をクリックして、影に合わせたサイズや種類を指定します。その後、なじませたい部分をドラッグしながら、ぼかすように影を引き伸ばして下さい。私は色塗りにペンタブレットを使っていますが、「指先ツール」に限っては、マウスを使ったほうが上手くいくようです。
要は使い勝手なので、これにも個人差があると思いますが・・・。

次に「落ち影」をつけた、右のイラストです。
肩先から胸の上に落ちかかっている髪に注意して下さい。左のイラストにはない髪の毛の落とす影が、肌や服の上についているのがわかるでしょうか。袖の膨らみにかかっている髪の下にもありますね。背後の髪に落ちている、体の影が一番分かり易いかも知れません。
さきほどの「淡い色で広い範囲の影」と「濃い色で狭い範囲の影」は、光源との遠近による差でしたが、こちらは「他の物体が対象に落とす影」ですから、より上の位置にあるものが下の位置にあるものの上に影を落とすわけです。これもやはり、影のつく角度や大きさは光源の位置によって決まる筈なんだけど・・・かなりいい加減についてますね。もし混乱させてしまったら済みません。m(__)m

顔の部分についても見ていきましょう。
画像←二枚目のレイヤーに塗った「濃い色で狭い範囲の影」。女の子の顔にあまり影をつけると、柔らかさや丸みを損なう気がするので、あえて必要最小限に留めています。そのせいか、上記の例にまして違いがわかりにくい。(^^ゞ
前回の「淡い色で広い範囲の影」に比べると、唇の端や上唇に影を入れたことによって、より口の形がはっきりしています。あとは眉と瞼の間のくぼみとか。

画像←三枚目のレイヤーで「落ち影」をつけたもの。顔を縁取って髪の毛の影が落ちていますね。
うーん、影がちょうど具合よく青味がかった色になっているが・・・自分でやった作業なのに、もはやどの色を指定したかわからん。何しろ描いたときからずいぶん時間が経っているので。
たぶん下のレイヤーで使っている色との関係でしょう。
ちなみにこの表示サイズでは私が見てもわかりませんが、まつ毛の下にも影をつけてるんですよ。お手数でなければ、クリックすると表示される拡大画像で確かめられます。

なお髪の毛については、他のどの部分にも増して感性に任せて影を入れているので、ほとんど参考になりません(笑)。一応位置関係がはっきりしているところには、落ち影らしいものをつけてるんだけど。。。

二枚目と三枚目のレイヤーを追加するだけで、作業の手順は前回と変わりません。ただ濃い色で狭い範囲の影をつけるため、ブラシのサイズを前回より小さく、色の不透明度も高く指定します。このようにブラシツールで段階的に影をつけていき、最後の「落ち影」も加えたイラストがこちら。↓
画像

レイヤーの不透明度100%、描画モードは「通常」にしています。
最初に表示した画像との明らかな違いと云えば、髪の毛の影がだいぶ濃くなっていることぐらいでしょうか。とにかくこれで、だいぶ完成に近づいてきました。
次回、「色塗り編」のラストでは、これまでとは逆に、光の当たる部分の色塗りについてご紹介する予定です。ここで一旦作業を中断する場合は、レイヤー情報も含めて残すため、「ファイル」→「保存」でpsdファイルとして保存しましょう。
ではまた次回。m(__)m

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