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zoom RSS 実写版・宇宙戦艦ヤマトはアニメファンの期待に応えられたか?(3)

<<   作成日時 : 2010/12/17 03:12   >>

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タイトルのアニメファンとは、ヤマト世代の一人である私自身のことです。詳しくは、『実写版・宇宙戦艦ヤマト「SPACE BATTLESHIP ヤマト」はアニメファンの期待に応えられたか?』でどうぞ♪

では早速、『実写版・宇宙戦艦ヤマトはアニメファンの期待に応えられたか?(2)』で語り残した配役の続きから。
キャラの好みは人それぞれだと思いますが、卑しくもヤマトのファンを名乗るなら、沖田艦長に心酔していない人はまずいないでしょう。山崎努さんは演技力や存在感こそ文句のつけようがないものの、私が思い描く沖田艦長とイメージが合わなかったので、失礼ながら、そこは我慢しなければならないだろうと思っていました。いやホントに、ファンの思い入れというのは困ったもので。(^^ゞ
実際に観てみたら、こういう沖田艦長もアリだなーという感じで、あっさり好きになりましたね。というのも、「自ら重い責任を引き受け、その結果について言い訳をしない」沖田艦長の、器が大きく温かな人間性をしっかり捉えているからで、一番肝心な点を外していない。役柄と争うのではと危惧していた山崎努さんの個性も、魅力を添える形でそこからごく自然に滲み出している。山崎さんはアニメのヤマトをご存じなかったとかで、撮影に入るにあたり「原作を見ようか?」と尋ねたそうですが、だからこそ監督の「先入観なしでやってください」という、役者の力を信じて任せた答えに感服するし、実写版ではストーリーの展開上沖田艦長がキーマンになっているので、その点も踏まえた上で「イメージと違っていてよい」と判断したのかも知れません。ただ沖田艦長をキーマンに据えたことの結果として、ファンの中には、ストーリーの辻褄合わせに使われたような印象を受けた人もいると思います。
他にも、わーい、真田技師長役がギバちゃんだ!すっげーハマリ役♪ \(^o^)/ …とか(柳葉さんはオファーが来たとき、「真田役でしょ?」とすぐさま当てたそうだ)、いやぁ〜、守にーちゃんが堤真一さんッ!萌え〜!!(爆)とか、事前にできるだけ情報を入れないようにしたおかげで嬉しい驚きが多々あったけど、それを全部書くと、当然ながらいつまで経っても記事が終わらない(笑)。なので配役に関してはあと一つだけ。斎藤さん役の池内博之さんがいい味出してます。この実写版ヤマトで初めて知った俳優さんなのですが、あの不器用な野生児ぶりがハートにズキューンときてすっかり惚れ込んじゃいました。(←おまえの日本語を何とかしろ)

さあようやくVFXの話。まだまだ道のりは遠いわぁー。(笑)
私もよく知らないんですが、最近の映画では特殊効果の総称をVFXと云うようで(昔はSFXと呼んでいた)、実写版ヤマトの場合CGを多用したそうです。他にはスタジオのセットやミニチュアですね。
色々と細かいところまで言及するので、そういうことを気にせず楽しみたい方は、映画館で鑑賞後に読んで頂いたほうがよろしいかと思います。m(__)m
言葉を飾らずに云うと、ハリウッド映画のVFXに慣れた人の目からすれば、細かい点でやはり見劣りがすることは否めないでしょう。私が一番感じたのは、重量感が足りなかったことかな。そのせいでシーン全体が、瞬間的なものではあるけど平面的に見えるときがありました。特に残念だったのが主砲。フォルムや影のつけ方ではなく、アニメのヤマトではあった斉射の際の反動が今イチだった。いや、今2か(笑)。ヤマトのファンてたぶん、そうしたディティールにこだわる人が多いんですよ。たとえば波動砲を発射する直前の、タキオン粒子がキラキラと輝きながら射出口内部へ収束していくシーンがたまらなく好き♪とかね(←私だ、笑)。だから余計にあらさがしされてしまうし、「面白かったよー!」「よかったー♪」と激賞する人の中にも、「ツッコミどころは色々あるが」と留保をつけるツイートが多くなるわけ。それを云うならアニメのヤマト自体、ツッコミどころ満載なんだけどね。(^^ゞ
一番ヒンシュクを買いそうなところといえば、ワープ航法のCGだろうなー。最初にそのシーンを観たときは、私もびっくりしたもん。ところがワープの回数を重ねるに従って、「いや、これはこれでいいんじゃないか?」と思えてくるから不思議(笑)。何か厚みが感じられないし、同じ大きさで割れるのはマズいだろ…と思ったシーンが、後でパンフレットを見たらCGで苦労した例として載っていたり、でもその後で、第一艦橋の「く」の字形に並んだ窓が現れると、「これだよ、これ。第一艦橋の窓から見える、この荒廃した地上の眺め!」と、懐かしさで思わずきゃー♪と叫び出しそうになったり。次から次へと感激することが多くてへとへとに疲れました。(笑)
まず気になるところを書いたからだけど、それじゃVFXのクオリティが低かったかと云えばそんなことはなくて、「あれは絶対、大きなスクリーンで観たほうがいいよー!」と自信を持って勧められる迫力があった。ハリウッド映画とは桁違いに低予算の日本映画でよくぞここまでと感心していたら、宇宙を舞台にしたSF映画のVFX技術に関するノウハウがなく、ほとんどゼロから作り上げたんだとか。そう云われれば確かに!今まで日本で本格的なSF映画が造られたことはなかった!画期的な試みであると同時に、もしヤマトが失敗したら次のSF映画はないかも知れないわけで、そのプレッシャーと苦労を思うと、改めて製作陣の情熱を強く感じました。

すでにだいぶ長くなったんですが、ヤマトの艦内を撮影するのに組まれたセットに関して一言。このデジタル化の時代にあえて、アニメのヤマトで描かれたままのアナログな機器を作ってくれたことにお礼を云いたい。「ターゲットスコープ、オープン」というセリフとともに、波動砲の照準がウィーンと立ちあがったときは危うく泣きそうになりました(大げさですまん)。現に今、放映当時に思い描かれていたのとは別の未来を迎えているわけだから、未来を描くハリウッド映画がどれもそうであるように、デジタル化された艦内を組む選択肢もあった筈だし、有名な原作の映画化といえ自分の作品である以上、オリジナリティを出したい誘惑は強かったと思う。
でも私のようなファンにとって「宇宙戦艦ヤマト」といえば、あの野暮ったいアナログ機器がずらりと並ぶ、鉄の塊といった風情の第一艦橋や、巨大なエンジンを詰め込んだ機関部、音もなく開くような扉じゃなくていかにも重たげな扉なんですよ。そうした風景なしには成立しない。レトロな未来というと矛盾に聞こえるかも知れないが、私たちの社会が選ばなかった懐かしい未来であって、もしそれで都合が悪いと云うなら、そういうパラレルワールドが存在すると思えばいいだけの話じゃん!SFにはそれに充分なだけの容量があるよ、と思うわけ。(笑)
何よりそうした未来だからこそ、ヤマトの起こす奇跡が信じられるのです。

さあ、ここまで来ればもうおわかりでしょう。
前回予告したすべては書き切れなかった、つまりまだ続きがあります。
誰より私自身が泣きてえー。何だってこう、簡潔にまとめられないんだ…。(T ^ T)
ああッ、しかもアナライザーの話が抜けてる!チョー感激したのに!!
というわけで、次回こそ終わりますようにと祈るしかありません。こんなしょーもない記事ですが、よろしかったらお暇なときにでもお付き合いください。m(__)m
決してサボッてたわけじゃないのに、また夜中の三時過ぎ。体力がもたんわ。

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